数年前までは、iPhoneは大手キャリアからしか購入できませんでした。今ではいくつかの新品購入方法があり、中古やMVNO、SIMフリーで購入することもできます。
この記事では、iPhoneを買うにあたっての選択肢や、「SIMフリーiPhone」について購入前に知っておきたい情報をまとめました。
目次
SIMフリーiPhoneとは?そのメリット

SIMフリー端末とは、通信キャリアの縛りがない端末です。通信キャリアの縛りとは、ドコモ・ソフトバンク・auの各キャリアでしか使えないように制限することで、端末と通信キャリアをセットにすることです。
2019年11月、キャリア縛りの制限(SIMロック)の解除が義務付けられ、好きな通信キャリアを好きな端末で使えるようになりました。
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※契約中は無料でSIMロック解除できますが、各キャリアとの契約解除後の場合は解除料金が発生します。
SIMフリーiPhoneのメリットは、以下の通りです。
- キャリアに縛られずにスマホを運用することできる
- 海外で現地のSIMを購入して挿して使うことができる
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大手キャリアでのiPhone購入(iPhone12 64GBの場合)

iPhone 12の機種代金を、キャリア別に、一括購入・割賦購入の場合に分けて比較していきます。
一括購入の場合
販売元 | iPhone 12 64GBの機種代金 |
Apple(SIMフリー) | 94,380円 |
ドコモ(SIMロックあり) | 101,376円 |
au(SIMロックあり) | 103,430円 |
ソフトバンク(SIMロックあり) | 110,880円 |
AppleのSIMフリーiPhoneが一番安く、大手キャリアの中ではドコモが一番安いです。
割賦購入の場合
iPhone 12の新規、割賦24回購入での実質料金を、キャリアとAppleで比較します。
販売元 | 分割支払金(分割24回) |
Apple | 3,932円/月 |
ドコモ | 4,224円/月 |
au | 通常分割払い:4,309円/月
かえトクプログラム適用時:2,410円/月 |
ソフトバンク | 4,620円/月 |
Appleでは、2021年3月31日まで、30,000円以上のApple製品のご購入時に、最大24ヶ月分の分割金利が0%になるキャンペーンを実施中です。
auのかえトクプログラムを適用すると、支払い料金が格安になります。適用の条件として、端末を購入してから13〜25ヶ月目までに購入した端末を返却し、auのスマホに新たに買い替えなければなりません。
大手キャリアで購入したiPhoneはSIMロック解除が出来るのか
安心してください。web上から簡単にできます。以下の記事で説明してます。
【docomo au softbank】SIMロック解除の方法
中古でSIMフリーiPhoneを買うときのメリットと注意点
安く買えるということが大きなメリットです。特に、新機種が出た直後に中古市場、特にフリマアプリは価格が変動しますので狙い目です。

各社の格安SIMを使う可能性がある場合は、ドコモiPhoneなどSIMロック状態の中古端末を購入するよりは、SIMフリーのiPhoneを予め購入するほうが後で困ることがありません。
ただ、特に個人間での購入の場合には以下の点に注意したほうがいいです。
SIMフリーであることを事前に確認してください。
前の利用者しかロック解除が出来ない場合があり、購入後にSIMフリーでなかったことが判明すると大変です。
白ロムであることを確認してください。
割賦金が残っているなどの端末を購入しても、自由に使用できません。購入してからの発覚では、半ば詐欺被害のように諦めるしかない場合もありますので、事前の確認が絶対に必要です。
中古のSIMフリーiPhoneの一番の問題点
中古iPhoneを使用するにあたり一番の問題点があります。それは「AppleCare+ for iPhone」に加入できないことです。
AppleCare+ for iPhoneとは?
AppleCare+ for iPhoneの概要は、以下の通り。
すべてのiPhoneには、製品購入後1年間のハードウェア製品限定保証と90日間の無償電話サポートがついています。AppleCare+ for iPhoneに加入すると、保証とサポートがiPhoneの購入日から2年間に延長されます。さらに、過失や事故による損傷に対する修理などのサービスを、画面の損傷は1回につき3,400円(税別)、そのほかの損傷は1回につき11,800円(税別)のサービス料で2回まで受けることができます。Appleの専任スペシャリストにチャットまたは電話で優先的に問い合わせることもできます。
(Apple日本公式サイトAppleCare+より引用)
なぜ加入できないのでしょうか。加入できない理由は、Appleは以下の通り定めているからです。
AppleCare+は新しいiPhoneと同時に購入するか、iPhoneの購入日から30日以内に以下の方法で購入してください。(Apple日本公式サイトAppleCare+より引用)
AppleCare+ for iPhoneに加入時と未加入時でのiPhoneの修理料金の違いは、以下の通り。
加入時 | 未加入時 | |
画面割れ | 3,700円 | 14,500〜35,800円 |
その他の修理 | 12,900円 | 30,400〜64,800円 |
バッテリー交換 | 0円 | 5,400〜7,400円 |
キャリアのスマホ補償サービス
キャリアのスマホ補償サービスは、携帯電話の購入と同時か、購入後からある一定の期間のにみにしか加入できないので、中古のSIMフリーiPhoneでは加入できない。念のため、以下で、各キャリアの補償サービスについてご紹介します。
ドコモの「ケータイ補償サービス」
ドコモの、スマートフォンやタブレット向けの補償サービスは「ケータイ補償サービス」で、特徴は以下の通りです。
- 2019年6月1日(土曜)以降に加入した方が対象
- スマホやタブレットの故障・水濡れ・盗難・紛失を補償
- 水濡れ・全損・紛失時に交換電話機の提供
- 店頭で預かって修理も可能
- ケータイデータ復旧サービスの利用料金の割引
ケータイ補償サービスの月額料金は330円〜1000円(税抜)で、加入してから31日間は無料です。
ドコモの「AppleCare+ for iPhone」
ドコモの、iPhone向けの補償サービスは「AppleCare+ for iPhone」で、特徴は以下の通りです。
- AppleのAppleCare+ for iPhoneと同等の補償内容
- 利用月額料金が他のキャリアよりも安い
AppleCare+ for iPhoneの月額料金は367〜950円(税抜き)になります。
参照元:ドコモ公式サイト|AppleCare+ for iPhone
auの「故障紛失サポート with AppleCare Services」
auの、iPhone向けの補償サービスは「故障紛失サポート with AppleCare Services」で、特徴は以下の通りです。
- 電話サポートが無料
- 対象の地域から申し込むと最短3時間で新品同等品が届く
故障紛失サポート with AppleCare Servicesの月額料金は707〜1,190円(税抜)になります。
参照元:故障紛失サポート with AppleCare Services
ソフトバンクの「あんしん保証パックプラス with AppleCare Services」
ソフトバンクの、iPhone向けの補償サービスは「あんしん保証パック with AppleCare Services」で、特徴は以下の通りです。
- 機種交換の場合は、最短翌日に配送
- 電話サポートが無料
- メモリーデータ復旧サポートが無料
あんしん保証パック with AppleCare Servicesの月額料金は890〜1,190円(税抜)になります。
参照元:あんしん保証パック with AppleCare Services
まとめ
SIMフリーiPhoneを購入するのであれば、Appleで新品一括購入するのが一番安く収まります。ローンを組んで分割購入もできますので、Appleで購入し好きなSIMで利用する、という方法もオススメです。大手キャリアだと毎月のランニングコストが高くなるため、Apple購入が得することもあります。
ただし、中古で購入する場合はApple公式の保険が対象外となりますので、壊したときに高い修理費用が発生する場合があります。補償などが必要な方はwebで探してください。
justInCaseのスマホ保険は、中古のスマホやSIMフリースマホも補償します。補償内容は、画面割れ・スマホ内部の故障・突発的な水濡れ・盗難紛失と幅広いです。中古のSIMフリーiPhoneのご購入時には、ぜひスマホ保険をご検討ください。
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