「いちいちスマホを充電コードにつなぐのが面倒くさい」「部屋のコード類を整理したい」、このような悩みを解決したい方におすすめなのが、スマホのワイヤレス充電器です。
名前の通り、スマホをコードにつなぐことなく充電できる非常に便利な商品ですが、では実際購入する場合、数ある種類の中からどのように選べばよいのでしょうか?
この記事では、スマホのワイヤレス充電器の仕組みから、ワイヤレス充電器のメリット・デメリット、購入時の選び方、そしておすすめのワイヤレス充電器3選までを紹介していきます。
目次
スマホのワイヤレス充電器の仕組み
そもそも、スマホを置くだけで充電できるワイヤレス充電器は、どのような仕組みになっているのでしょうか?
ワイヤレス充電器は、スマホへの充電をワイヤレスで行うのですが、多くの商品が電磁誘導式を取り入れています。電磁誘導式は、ワイヤレス充電器側のコイルに電流を流すと、磁力の線である磁束が発生し、スマホ側のコイルに電流が流れるという仕組みになっています。
また、電磁誘導式のワイヤレス充電器は、Qi規格という、WPC(Wireless Power Consortium)によって定められたワイヤレス充電の国際標準規格に対応しています。
ワイヤレス充電器でスマホを充電するメリット
ワイヤレス充電器でスマホを充電するメリットを紹介します。
スマホをワイヤレス充電器に置くだけで充電可能
まず、最大のメリットと言えるのが、スマホを置くだけで充電できるという点です。
細いコードにいちいち差し込む必要がなく、手間を省くことができます。また、充電コネクタの破損や、コードの断線の心配もありません。
複雑な初期設定がいらない
ワイヤレス充電器は、Bluetoothとのペアリングのような手間のかかる初期設定をする必要が一切ありません。充電器本体にスマホを置くだけで、充電が開始されます。
ワイヤレス充電器でスマホを充電するデメリット
ワイヤレスで快適にスマホを充電できる一方で、いくつかのデメリットもあります。
充電速度が遅い
ワイヤレス充電器は、磁界を発生させてスマホに電力を送るため、コードで直接充電するよりも、充電スピードは遅くなります。ワイヤレス充電器でより速い充電を行いたい場合は、出力の大きな充電器を使用することをおすすめします。
充電環境が不安定になりやすい
ワイヤレス充電器に振動や衝撃が与えられると、充電中のスマホの位置が中心からずれてしまい、充電がされなくなってしまう場合があります。また、スマホ本体に分厚いカバーやスマホリングが装着されていると、充電器からの電力が届かず、充電ができない場合もあります。
スマホのワイヤレス充電器の選び方
実際にワイヤレス充電器を購入する時、何を基準に選べばよいのか、以下で解説していきます。
対応機種を確認する
充電器を購入する前に、ご自身のスマホがワイヤレス充電に対応しているかを確認しておく必要があります。iPhoneは、iPhone 8以降の機種がワイヤレス充電に対応しており、Androidは、XperiaやGalaxy、AQUOS、Pixelなどの一部機種が対応しています。
形状で選ぶ
ワイヤレス充電器の形状には、いくつかの種類があります。どのようなシチュエーションで充電器を使用するのかも、商品を選ぶ際の重要なポイントです。
パッドタイプ
画像引用元:Amazon.co.jp:Anker PowerWave 10 Pad
パッドタイプは、ワイヤレス充電の中で最も定番の形状です。
種類が豊富で、デザイン性も高く、価格もお手頃なものが多数あります。本体は、高さがなく平らなため、部屋の中でも場所をとりません。ただし、充電中にスマホを操作したり、動画を視聴したりすることは難しくなります。
スタンドタイプ
画像引用元:Amazon.co.jp:NANAMI ワイヤレス充電器
スタンドタイプは、スマホを立てかけて充電します。
充電中も、スマホを操作することができるため、動画視聴を楽しみたい方や、仕事で使用したい方におすすめです。一方で、本体に高さがあるため、持ち運びには向きません。
マウントタイプ
画像引用元:Amazon.co.jp:YGL
マウントタイプは、主に車載用で、スマホを両側から挟み、充電器本体を車のダッシュボードに固定して使用します。
スマホがしっかりと固定されているため、振動に強く、落下もしにくいです。スマホをカーナビとして利用したい方におすすめです。
モバイルバッテリータイプ
画像引用元:Amazon.co.jp:OISLE 磁気式モバイルバッテリー
モバイルバッテリータイプは、ワイヤレス充電器のモバイルバッテリー版です。
充電コードを持ち歩く必要がなく、電源のない場所でも、ワイヤレスでスマホを充電することができます。
ワット数で選ぶ
ワイヤレス充電器は、ワット数が大きいほど、速く充電することができます。ワット数は、充電器に記載がない場合がありますが、ワット(W)=アンペア(A)× ボルト(V)で出すことができます。
ただし、スマホが対応しているワット数にも注目する必要があります。ワイヤレス充電器のワット数がどれだけ高くても、スマホのワット数がそれ以下であれば、充電器のワット数が高くても意味がなくなってしまいます。
コードいらず!スマホ用のワイヤレス充電器のおすすめ4選!
たくさんの種類があるスマホのワイヤレス充電器ですが、その中でも、特におすすめな商品4選を紹介します。
Power Wave Base Pad(Anker)
画像引用元:Amazon.co.jp:Anker PowerWave Base Pad
AnkerのPower Wave Base Padは、パッドタイプのワイヤレス充電器です。
形状が、スマホの形にフィットしやすいように設計されているため、パットの中心からずれることなく、スマホを置くことができます。充電器表面には滑り止めが付いているので、スマホが振動しても落下しにくいです。また、厚さ5mm以下であれば、スマホケースを付けたままでも充電することができます。
価格は、アマゾン公式で、2,599円(税込)です。
エレコム W-QS06
画像引用元:Amazon.co.jp:エレコム ワイヤレス充電器
エレコムのW-QS06は、本体内部に2つのコイルを搭載しているため、スマホの縦置きと横置き両方に対応しています。
スマホを横置きで充電しながら、動画視聴を楽しむことができます。最大出力が10Wあるため、急速充電が可能です。
価格は、アマゾン公式で、2,836円(税込)です。
Anker 613 Magnetic Wireless Charger
画像引用元:Amazon.co.jp:Anker 613 Magnetic Wireless Charger
Ankerの613 Magnetic Wireless Chargerは、マウントタイプのワイヤレス充電器です。
スマホの接地面が下向きに設計されているため、車を運転中の視界の妨げになりません。ワット数は7.5Wで、ワイヤレス充電器の平均ワット数である5Wよりも大きめとなっています。スマホはマグネットで装着するようになっており、多少の振動や衝撃では落下しにくいです。
価格は、アマゾン公式で、7,990円(税込)です。
AUKEY PB -WL02
画像引用元:Amazon.co.jp:AUKEY PB-WL02
AUKEYのPB-WL02は、モバイルバッテリータイプのワイヤレス充電器です。
バッテリー容量は10000mAhと大きく、ワット数も最大10Wで、コードをつけると最大18Wにもなります。折りたたみ式のスタンドが付いているため、スマホを横置きにしながら充電することができます。
価格は、アマゾン公式で、3,720円(税込)です。
スマホのワイヤレス充電器まとめ
この記事では、スマホのワイヤレス充電器について、仕組みからメリット・デメリット、購入時の選び方、そしておすすめ商品まで紹介してきました。スマホの充電をよりスムーズで快適にしたい方は、この記事を参考に、ワイヤレス充電器の購入を考えてみてください。
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