「海外旅行先で大切なスマホが故障してしまった...。」
このような経験がある方は少なくないのではないでしょうか?慣れない土地でのトラブルには不安を覚えるかもしれません。そんな時に、携行品保険が組み込まれている海外保険に加入していれば安心です。
この記事では、スマホなどの損害を補償してくれる携行品保険についてや、この保険の実際の利用方法を解説します。
目次
海外でスマホが故障したときに使える保険は?
そもそも、携行品保険というのはどのような保険なのでしょうか?以下で詳しく解説していきます。
携行品保険特約
海外旅行保険についている携行品保険特約を使う
携行品保険とは、自分が持ち歩いているもの、スマホや時計、バッグなどにかけられる保険のことです。
この保険は、単体で販売されているのではなく、旅行保険、火災保険、自動車保険などの特約としてセットになっています。携行品保険を適用することによって、破損や盗難による被害を補償してもらうことができます。そのため、海外でスマホが故障したときに利用する場合は、旅行保険の携行品保険特約を利用することになります。
携行品保険が組み込まれている海外旅行保険の例としては、損保ジャパンや、あいおい日生同和損保の海外旅行保険があります。補償の対象となる品物は、保険ごとに変わってくるので、加入する前に確認しておきましょう。
補償対象外のケース
携行品保険を利用すれば、いかなる状況でも補償されるというわけではありません。以下に記載しているケースは、多くの保険会社で補償対象外となります。
・故意の破損や置き引きなどの重大な過失の場合
・自然消耗や製品欠陥
・法律に違反している事故が原因の場合
・紛争、戦争が起こった場合の損失
スマホ保険
ご加入のスマホ保険が、海外で発生した故障も補償する場合には、スマホ保険を使うことができます。justInCaseのスマホ保険は、2021年7月から、日本国内で修理した場合には海外で発生した故障であっても補償されるようになりました。
海外旅行保険で保険金を請求する方法
海外でスマホが壊れて、海外旅行保険の携行品保険特約を利用する手順は以下のとおりです。
サポート窓口に連絡
まず、保険会社のサポート窓口にトラブルの内容を連絡します。サポート窓口は国ごとに置かれていることが多いですが、もし連絡がつかない場合は、日本の窓口に国際電話をすることも可能です。保険会社にトラブルの内容を伝えると、保険金請求に必要な手順を教えてくれます。
保険金請求に必要な情報を揃える
スマホの画面が割れてしまった場合や、スマホが水没してしまった場合は、その状態を写真に撮っておきましょう。証拠を残しておくことによって、後の手続きがスムーズになります。また、スマホが盗難被害に遭ってしまった場合には、現地の警察で「ポリスレポート」と呼ばれる事故証明を発行してもらう必要があります。
帰国後に保険金請求
帰国後、保険金請求に必要な書類が手元に送られてきます。書類には、損害の詳細な情報を書き込む必要があります。また、その他にも以下の書類が必要になります。
故障・破損の場合 | 盗難の場合 |
・損傷したスマホの修理見積書
・損傷を確認できる写真 |
・盗難されたスマホの購入証明書
・事故証明書 |
上記の書類以外に、旅行を証明するための旅券が必要になります。
保険金受け取り
すべての必要書類を提出し、保険会社の審査を通過すると、指定の口座に保険金が振り込まれます。
海外での故障も補償対象に!justInCaseのスマホ保険
2021年の7月から、justInCaseのスマホ保険が変わります。justInCaseのスマホ保険は、スマホが故障してしまった時の修理費や、スマホが盗難被害に遭った時の再購入費を補償する保険です。新品のスマホだけでなく、中古のスマホやSIMフリーのスマホでも加入できます。また、ご利用開始から4ヵ月以降からはご利用状況に応じて保険料が割引になるという特典もあります。2021年7月からは海外で損傷したスマホも国内で修理した場合は補償対象になります。
海外でのスマホ故障で使える保険のまとめ
いかがでしたか?この記事では、海外でスマホが故障してしまった、盗難被害に遭ってしまった時の対処法や携行品保険についての解説をしました。海外で安心してスマホを使うために、事前に保険に加入しておくことをおすすめします。その際には、ぜひリニューアルしたスマホ保険をチェック