データ通信のみで月額料金を抑えたい方必見!格安SIMには、データ通信のみのSIMカードも販売されています。
この記事では、データ通信のみの格安SIMを使うことがおすすめな人の特徴や、選ぶポイント、おすすめの格安SIMをご紹介します。ご紹介している料金はすべて税別になります。
目次
格安SIMのSIMカードの種類
格安SIMで取り扱うSIMカードは主に以下の4つに大別され、格安SIM利用者は以下のプランから選択します。
- 音声通話SIM(データ通信あり):電話とデータ通信の両方ができる
- 音声通話SIM(データ通信なし):電話のみできる
- データ通信専用SIM(SMS機能付き):データ通信ができ、SMS機能も使えるが、電話ができない
- データ通信専用SIM(SMS機能なし):データ通信ができるが、電話やSMS機能が使えない
音声通話SIMでは、070・080・090などで始まる電話番号が提供されます。また、MNP手続きをすると、キャリアで使っていた電話番号をMVNOでもそのまま使用できます。
データ通信専用SIMでは、LINEアプリなどのインターネット回線を通す電話なら利用可能です。一部のアプリでは、登録時にSMS認証が必要になることがあるので、SMS機能は付けておいた方が良いかもしれません。
格安SIMでデータ通信のみを使う方がいいケース
格安SIMでデータ通信のみを使う方がいいケースは、以下の通りです。
- LINEやSkypeなどのSNSアプリの通話機能のみで十分な人
- 既に通話できるスマホを持っていて、2台目としてインターネットのみ使いたい人
- タブレット端末用に使いたい人
データ通信のみで格安SIMを選ぶときのポイント
データ通信のみで格安SIMを選ぶときのポイントを、以下でご紹介します。
毎月使うデータ通信量はどのくらいか把握しておく
データ通信のみの格安SIMに乗り換える前に、現在使用しているデータ通信量を確認しましょう。
一部の格安SIMでは、毎月のデータ通信量によって月額料金が変わります。また、データ通信量が大きく余らないように、普段使用している容量を把握しておくのが大切です。今までに使ったデータ通信量は、端末の設定や、通信会社の利用明細などから確認できます。
利用用途によるデータ通信量の目安をご紹介します。
利用用途 | データ通信量の目安 |
メールやLINEなどのメッセージ
主にWi-Fiを使う |
〜1GB |
頻繁にSNSやゲームなどをする | 3〜7GB |
動画視聴やオンラインゲームなどを長時間する | 7GB〜 |
通信速度は速いか
データ通信のみの格安SIMを選ぶときは、通信速度の速さや安定性を確認しましょう。月額料金が安くても、通信状態が悪いと、快適に使うことができずストレスがたまってしまいます。
通信速度が速く安定していると言われているのが、大手キャリアのサブブランドの「UQモバイル」と「Y!mobile」になります。また、格安SIMスピードチェッカーでは20社以上の格安SIMの通信速度を時間帯別で比較できるので、確認してみましょう。
SIMカードを入れるスマホはどうするか
データ通信のみの格安SIMを選ぶときは、SIMカードを入れるスマホをどのように用意するか考えなければいけません。SIMカードを入れるスマホを新しく購入するか、現在使っているスマホのSIMロックを解除してSIMカードを差し替えるという2つの方法があります。
新しくSIMフリースマホを購入する
新しくSIMフリースマホを購入するのが一番簡単な方法です。端末本体を購入する費用がかかってしまうのがデメリットですが、SIMカードを入れるだけで簡単にデータ通信ができます。
別途SIMフリースマホを購入する場合は、端末本体が格安SIMの動作確認済み端末かどうか必ず確認しましょう。端末本体を同時に購入する場合は、この確認は必要ありません。
スマホのSIMロックを解除する
キャリア契約(ドコモ・au・ソフトバンク)のスマホをそのまま格安SIMで使う場合は、SIMロックを解除してSIMフリー化しなければいけません。SIMロック解除は、Web・電話・店舗で手続きができます。キャリア別のSIMロックの解除料金は、以下の通りです。
Web | 電話 | 店舗 | |
ドコモ | My docomo:無料 | 3,000円 | 3,000円 |
au | My au:無料 | 対応していない | 3,000円 |
ソフトバンク | My softbank:無料 | 対応していない | 3,000円 |
しかし、2021年2月現在、総務省がSIMロックの原則禁止を検討しているため、近い将来、キャリアでSIMロックを解除する必要がなくなる可能性があります。
オプションサービスは豊富か
格安SIMの料金プランのオプションサービスを確認しましょう。毎月使用するデータ通信量が大きい方は、データ使い放題などのオプションサービスがあると、よりおトクにスマホを利用することができます。
サポート体制は整っているか
格安SIMのサポート体制が整っているかどうか確認しましょう。サポートは、実店舗・電話・チャットサービスなどで可能ですが、実店舗があり対面でサポートを受けられる格安SIMは多くありません。
対面で直接相談したい方やスマホの使い方に慣れていない方などは、実店舗でサポートが受けられる格安SIMを、24時間いつでも相談できる環境が欲しいという方などはオンラインのチャットサービスがある格安SIMを選ぶと良いでしょう。
データ通信のみで使うのがおすすめの格安SIM
データ通信のみで使うのがおすすめな格安SIMを、以下でご紹介します。
UQモバイル
UQモバイルの特徴は、以下の通りです。
- データ通信量が無制限のプランがある
- 他社の格安SIMと比べて通信速度が速い
- 全国にUQスポットが展開している
UQモバイルのデータ通信のみの料金プランは、以下の通りです。
データ高速プラン | データ無制限プラン | |
月額料金 | 980円 | 1,980円 |
通信容量 | 3GB | 無制限 |
制限時通信速度 | 200kbps | 500kbps |
最低利用期間 | なし | なし |
オプションサービス | 増量オプション:500円/月
ギガぞうWi-Fi:150円/月 メールサービス:200円/月 他多数 |
BIGLOBEモバイル
画像引用元:BIGLOBE公式サイト
BIGLOBEモバイルの特徴は、以下の通りです。
- 月額料金が安い
- エンタメフリー・オプションで対象サービスのデータ通信量がノーカウント
BIGLOBEモバイルのデータ通信のみの料金プランは、以下の通りです。
データSIM タイプD | |
月額料金 | 900円〜 |
通信容量 | 3・6・12・20・30GB |
データ追加チャージ | 300円/100MB |
オプションサービス | エンタメフリー・オプション:980円/月
BIGLOBE SIM端末保証サービス:500円/月 セキュリティセット・プレミアム:380円/月 |
mineo
画像引用元:mineo公式サイト
mineoの特徴は、以下の通りです。
- 盗難紛失などのトラブル時の電話対応は24時間受け付けている
- チャットサポートは24時間対応
- mineoユーザー間でデータ量をシェアできる「フリータンク」機能がある
mineoのデータ通信のみの料金プランは、以下の通りです。
シングルタイプ(データ通信のみ) | |
月額料金 | 800円〜 |
通信容量 | 1・5・10・20GB |
オプションサービス | 5G通信オプション:200円/月
ゆずるね。:無料 フリータンク:無料 パケットギフト:無料 |
参照元:mineo公式サイト|基本料金
b-mobile
画像引用元:b-mobile公式サイト
b-mobileの特徴は、以下の通りです。
- 使用した分だけのデータ通信量で月額料金が決まるのでスマホ代を最小限に抑えられる
- データ量上限設定により使いすぎを防止できる
- 月額料金が190円から
b-mobileのデータ通信のみの料金プランは、以下の通りです。
190PadSIM | |
月額料金 | 190円〜 |
通信容量 | 100MB・1・3・6・10・15GB |
格安SIMもスマホ保険で万が一の備えを!
ここでは、データ通信のみで格安SIMを使うことがおすすめなケースや、選ぶポイント、おすすめの格安SIMをご紹介しました。
2台目のスマホや、SNSアプリの通話機能のみで十分な方などは、データ通信のみの格安SIMの利用がおすすめです。
オプションサービスで、スマホの補償サービスがある格安SIMもありますが、補償内容についてはよく確認しましょう。justInCaseのスマホ保険では、スマホの画面割れなどの破損・スマホ内部の故障・突発的な水濡れ・盗難紛失を補償します。
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