iPhoneの画面がいきなり暗くなったり、画面が暗いままで操作しづらかったりということはありませんか?
この記事では、iPhoneの画面が暗くなる原因と対処法を詳しくご紹介していきます。
目次
故障した?iPhoneの画面が暗い!
iPhoneの画面に、以下のような症状が現れることがあります。
- 画面がずっと暗く、明るくならない
- 急に画面が暗くなり、反応しなくなる
これらは画面の症状は、故障ではない場合もあり、設定の変更などで改善されることがあります。
iPhoneの画面が暗くなる原因と対処法
iPhoneの画面が暗くなる原因と対処法を、以下で詳しく説明していきます。
iPhoneの画面に関する設定がオンになっている
iPhoneの画面に関する設定がオンになっていることが、画面の暗さにつながっている可能性があります。以下の設定を変えることで、画面が明るくなったり、見やすくなったりすることがあります。
「明るさの自動調整」
「明るさの自動調節」は、iPhoneのある環境の明るさに合わせて、iPhoneが自動的に画面の明るさを調節する機能です。
「明るさの自動調節」の設定方法は、次の通りです。
- 「設定」>「アクセシビリティ」>「画面表示とテキストサイズ」>「明るさの自動調節」
「Night Shift」
「Night Shift」は、時間帯に合わせて画面の色を寒色系から暖色系に変え、目に負担がかかるブルーライトを軽減する機能です。暖色系の画面は、目が疲れにくいですが、画面が見づらいことがあります。
「Night Shift」の設定方法は、次の通りです。
- 「設定」>「画面表示と明るさ」>「Night Shift」
「自動ロック」
「自動ロック」は、設定した時間に合わせて、画面が暗くなり、自動的にロックがかかる機能です。
「自動ロック」の設定方法は、次の通りです。
- 「設定」>「画面表示と明るさ」>「自動ロック」
「ホワイトポイントを下げる」
「ホワイトポイントを下げる」は、画面の明るい色の明度を下げる機能です。
「ホワイトポイントを下げる」の設定方法は、次の通りです。
- 「設定」>「アクセシビリティ」>「画面表示とテキストサイズ」>「ホワイトポイントを下げる」
「低電力モード」
「低電力モード」は、バッテリーの消費を節約するために、画面を暗くする機能です。
「低電力モード」の設定方法は、次の通りです。
- 「設定」>「バッテリー」>「低電力モード」
「ズーム機能」と「ズームフィルタ」
「ズーム機能」は、画面表示を拡大する機能で、「ズームフィルタ」では、反転や低照度の設定ができます。
「ズーム機能」と「ズームフィルタ」の設定方法は、次の通りです。
- 「設定」>「アクセシビリティ」>「ズーム」>「ズーム機能」・「ズームフィルタ」
iPhone内部のシステムの不具合
設定を操作しても、画面が明るくならない場合は、iPhone内部のシステムの不具合が原因の可能性があります。以下で、システムの不具合の対処法をご紹介します。
iOSのアップデートをする
iOSで不具合が生じて、画面が正常に表示されない可能性があります。iOSをアップデートすることで、不具合が解消される可能性があります。デバイスをワイヤレスでアップデートする方法は、以下の通りです。
アップデートがあるというメッセージが表示されたら、「今すぐインストール」をタップします。以下の手順でアップデートできます。
- デバイスを電源に接続し、Wi-Fi でインターネットに接続します。
- 「設定」>「一般」の順に選択し、「ソフトウェア・アップデート」をタップします。
- 「ダウンロードしてインストール」をタップします。アップデートに必要な容量が足りないため App を一時的に削除してもよいかを確認するメッセージが表示された場合は、「続ける」または「キャンセル」をタップします。ここで削除された App は後で再インストールされます。「キャンセル」をタップした場合は、どのような対処法があるかこちらでご確認ください。
- すぐにアップデートする場合は、「インストール」をタップします。または、「後で」をタップして、「夜間にインストール」または「後で通知」を選択します。「夜間にインストール」をタップした場合は、就寝前にデバイスを電源に接続しておいてください。夜間にデバイスが自動的にアップデートされます。
- パスコードの入力画面が表示された場合は、入力します。パスコードがわからない場合の対処法については、こちらの記事を参照してください。
引用元:iPhone、iPad、iPod touch をアップデートする
アプリを終了する
アプリ自体の不具合が原因で、画面が暗くなることがあります。アプリを終了する方には、ホームボタンを2度押し、アプリの表示は上へスライドしてください。
再起動する
iPhoneの再起動により、画面の暗さを改善できる場合があります。iPhoneの再起動の方法は、以下の通りです。
iPhone X・11・12の再起動
iPhone X・11・12の再起動の手順は、以下の通りです。
- サイドボタンといずれか片方の音量調節ボタンを同時に長押しし、電源オフスライダが表示されたら離します。
- スライダをドラッグし、デバイスの電源が切れるまで 30 秒ほど待ちます。
- デバイスの電源を再び入れるには、(iPhone の右側にある) サイドボタンを Apple ロゴが表示されるまで長押しします。
iPhone SE(第2世代)・8・7・6の再起動
iPhone SE(第2世代)・8・7・6の再起動の手順は、以下の通りです。
- サイドボタンを電源オフスライダが表示されるまで長押しします。
- スライダをドラッグし、デバイスの電源が切れるまで 30 秒ほど待ちます。
- デバイスの電源を再び入れるには、サイドボタンを Apple ロゴが表示されるまで長押しします。
iPhone SE(第1世代)・5以前の再起動
iPhone SE(第1世代)・5の再起動の手順は、以下の通りです。
- トップボタンを電源オフスライダが表示されるまで長押しします。
- スライダをドラッグし、デバイスの電源が切れるまで 30 秒ほど待ちます。
- デバイスの電源を再び入れるには、トップボタンを Apple ロゴが表示されるまで長押しします。
引用元:iPhone を再起動する
バッテリーが劣化している
iPhoneのバッテリーの劣化により、画面が暗くなることがあります。バッテリーが劣化している場合は、新しいバッテリーと交換しましょう。
iPhoneが、Apple 製品限定保証、もしくは、AppleCare+の保証対象の場合は、バッテリーを無償で交換できます。AppleCare+の加入の有無は、こちらで確認できます。
注意点として、画面割れや、その他のバッテリー交換時に支障の出る損傷がiPhoneに見られる場合は、バッテリー交換の前に、それらの損傷を先に直す必要があります。
一方で、iPhone が Apple 製品限定保証やAppleCare+ の保証対象外の場合は、5,400〜7,400円の交換料金を支払えば、新しいバッテリーと交換できます。
近接センサーの不具合
衝撃や内部の故障によって、iPhoneの近接センサーの不具合が生じ、画面が暗くなることがあります。
iPhoneのインカメラには、近接センサーがあり、このセンサーが覆われると画面は暗くなります。近接センサーは、通話時に耳を近付けたときに機能します。
近接センサーが故障しているかどうか確認する方法は、以下の通りです。
- iPhoneから「111」または「11111」に発信する(テスト用の番号なので通話料は無料)
- 通話が開始したら、近接センサーを指で覆う
- 覆ったときに画面が暗くなり、指を話したときに画面が明るくなるか確認する
近接センサーの不具合の場合は、iPhoneを修理に出すか、再起動をすることで改善する可能性があります。
画面の故障も補償するスマホ保険で安心を
ここでは、iPhoneの画面が暗くなる原因と対処法を詳しくご紹介しました。
iPhoneの画面がずっと暗くて、明るくならない症状が出ている場合は、まずはiPhoneの本体設定を確認してみましょう。バッテリーや、近接センサーの故障の可能性も考えられるので、iPhonoの製品限定保証や、AppleCare+ の保証サービスを利用してお得に修理を受けるのがおすすめです。
justInCaseのスマホ保険は、スマホの画面割れ・内部の故障・水濡れ・盗難紛失を補償します。iPhoneの故障による画面の不具合の場合でも、スマホ保険に加入することで、修理料金の負担を減らすことができます。予測不能な故障に備えて、スマホ保険に加入してみてはいかがでしょうか。