Android One とは、Google社が提供するAndroid OSを搭載したスマートフォンです。シンプルな仕様でセキュリティにも優れており、スマートフォンがはじめての方でも安心して利用することができます。この記事では、Android Oneの特徴やスペック、Android Oneシリーズの中でも特におすすめな機種を2種類ご紹介します。おトクにスマホを使いたい方のために、ワイモバイルの新プラン「シンプルS/M/L」についても解説します。
目次
Android Oneの4つの特徴
Android Oneには、以下の4つの特徴があります。
最新OSのアップデートを保証
Android Oneシリーズは、発売から18ヶ月間、または最低1回のソフトウェアアップデートを保証しています。そのため、OSが最新のものに追いつかず、使用しているアプリに不具合が出るということが起きにくいです。実質的には、18ヶ月目以降も引き続きアップデートプログラムが配信されています。
毎月のセキュリティアップデート
Android OneはOSだけでなく、セキュリティも毎月1回、最新のものにアップデートされ、長期間、安全に端末を使用することができます。
最小限のプリインストールアプリ
Android Oneには、購入の時点で余計なアプリがインストールされていないため、ストレージ容量の無駄遣いを避けることができます。
長持ちするバッテリー
バッテリーを長持ちさせるために、Android Oneはバックグラウンドにおいて優先度が高いアプリから動かし、消費電力を抑えようとしています。バッテリー消費が激しいアプリを使用しなければ、1~2日間充電をしないで端末を使用することができます。また、一部のアプリをオフにしてバッテリー消費を抑える「バッテリーセーバー」や、あまり使用しないアプリのバッテリー使用量を減らす「自動調整バッテリー」の機能もあります。
Android Oneシリーズのスペックを比較
Android Oneシリーズ は、大きく分けるとXシリーズとSシリーズに分けられます。Xシリーズは、ハイスペックで本体価格が高額なモデルです。一方でSシリーズはいわゆる「ミドルレンジモデル」と言われる、お手頃価格のモデルになっています。選択肢が多いので、利用目的や予算に応じて機種を選ぶことができます。ここでは、Android One の各シリーズのスペックを以下の5つの項目について比較します。
ディスプレイの比較
ここでは、画面サイズと解像度を比較しました。
機種 | サイズ(インチ) | 解像度 |
Android One X5 | 6.1 | 3,120×1,440(QHD+) |
Android One X4 | 5.5 | 2,160×1,080(FHD+) |
Android One X3 | 5.2 | 1,920×1,080(FHD) |
Android One X2 | 5.2 | 1,920×1,080(FHD) |
Android One X1 | 5.3 | 1,920×1,080(FHD) |
Android One S8 | 6.26 | 2,280×1,080(FHD+) |
Android One S7 | 5.5 | 2,280×1,080(FHD+) |
Android One S6 | 5.84 | 2,280×1,080(FHD+) |
Android One S5 | 5.5 | 2,160×1,080(FHD+) |
Android One S4 | 5 | 1,920×1,080(FHD) |
Android One S3 | 5 | 1,920×1,080(FHD) |
Android One S2 | 5 | 1,280×720(HD) |
Android One S1 | 5 | 1,920×1,080(FHD) |
507SH | 5 | 1,280×720(HD) |
解像度は、数値が高いほどより細かい部分まで鮮明に画像を映し出します。
CPU性能の比較
Android Oneに搭載されているCPUを比較しました。
機種 | CPU |
X5 | SDM 835 |
X4 | SDM 630 |
X3 | SDM 630 |
X2 | SDM 630 |
X1 | SDM 435 |
S8 | Helio P65 |
S7 | SDM 630 |
S6 | Helio P35 |
S5 | SDM 450 |
S4 | SDM 430 |
S3 | SDM 430 |
S2 | SDM 425 |
S1 | SDM 430 |
507SH | SDM 617 |
これまでAndroid OneシリーズのCPUには、snapdragon(=SDM)が使われてきました。snapdragonは数値が高いほど性能がよいです。しかし、発売時期によっては、CPU数値の高い低いにかかわらず、新しい機種の方が古い機種よりも性能がよいこともあります。また、Android One S6から、Helio P35が搭載されるようになりました。
バッテリー容量の比較
機種 | 容量
(mAh) |
連続通話
(分) |
連続待ち受け
(時間) |
X5 | 3,000 | 1,100 | 420 |
X4 | 3,100 | 1,850 | 670 |
X3 | 2,800 | 1,400 | 620 |
X2 | 2,600 | 1,360 | 237 |
X1 | 3,900 | 1,110 | 710 |
S8 | 4,100 | 2,170 | 930 |
S7 | 4,000 | 2,630 | 980 |
S6 | 3,050 | 1,560 | 630 |
S5 | 2,700 | 1,960 | 650 |
S4 | 2,600 | 1,010 | 640 |
S3 | 2,700 | 1,310 | 605 |
S2 | 2,300 | 1,360 | 660 |
S1 | 2,530 | 1,370 | 550 |
507SH | 3,010 | 1,220 | 745 |
バッテリー容量が大きいものほど、連続通話や連続待ち受けの可能時間が長くなるとは限りません。バッテリーは、それぞれのスマホの使用状況により連続通話や連続待ち受けの可能時間が変わってくるので、一概には比較できませんのでご注意ください。
カメラ性能の比較
次に、Android Oneが搭載しているカメラの画素数を比較しました。
機種 | 外カメラ
(画素) |
内カメラ
(画素) |
X5 | 1600万 | 800万 |
X4 | 1300万 | 800万 |
X3 | 1300万 | 800万 |
X2 | 1600万 | 1600万 |
X1 | 1640万 | 800万 |
S8 | 1600万+800万 | 800万 |
S7 | 1200万 | 800万 |
S6 | 1600万+800万 | 800万 |
S5 | 1200万 | 800万 |
S4 | 1300万 | 500万 |
S3 | 1310万 | 500万 |
S2 | 1300万 | 200万 |
S1 | 1310万 | 800万 |
507SH | 1310万 | 500万 |
Android One S6は、Android Oneシリーズで初めてデュアルレンズカメラを搭載した機種です。デュアルレンズカメラとは、二つのレンズを組み合わせて、従来のスマートフォンでは撮ることのできなかった高画質の写真を撮影することのできるカメラのことです。
その他の搭載機能の比較
ここでは、おサイフケータイ機能や、防水・防塵性能、生体認証の有無について比較しました。
機種 | おサイフケータイ | 防水・防塵 | 生体認証 |
X5 | ◯ | ◯ | 指紋 |
X4 | ◯ | ◯ | 指紋 |
X3 | ◯ | ◯ | 指紋 |
X2 | ◯ | ◯ | 指紋 |
X1 | ◯ | ◯ | 指紋 |
S8 | ◯ | ◯ | 顔 |
S7 | ◯ | ◯ | ー |
S6 | ◯ | ◯ | 指紋 |
S5 | ー | ◯ | ー |
S4 | ー | ◯ | ー |
S3 | ー | ◯ | ー |
S2 | ー | ◯ | ー |
S1 | ー | ◯ | ー |
507SH | ー | ◯ | ー |
防水・防塵性能にはさまざまなレベルがありますが、全ての機種が一般的な日常生活レベルの防水・防塵性能に対応しています。生体認証機能については、Xシリーズはすべて指紋認証を搭載しており、顔認証機能に対応しているのは、Android One S8のみです。
Android Oneシリーズのおすすめ機種
Android Oneは、それぞれの用途に応じてさまざまな機種の中から選択して購入することができます。ここでは特に、ハイスペックな機種をお求めの方と、シンプルな機能をお求めの方に向けて、2種類の機種をご紹介します。
ハイスペックなAndroid One X5
画像引用元:Android One X5|Y!mobile公式サイト
Android One X5は、高性能な機種を使いたい方、ゲームをする方におすすめの機種です。CPUはSDM835を搭載しており、高速な処理が可能です。カメラはシングルカメラですが、AIが自動的に最適な撮影モードに切り替えてくれます。また、高速充電が可能なことも特徴の一つです。ただし、高性能である分、価格が高額です。
機能がシンプルなAndroid One S8
画像引用元:Android One S8|Y!mobile公式サイト
Android One S8のCPUにはHelio P65が搭載されているので、Sシリーズの中では比較的高性能な機種と言えるでしょう。画面も6.26インチと大きく、顔認証にも対応しています。指紋認証はありません。そこまで高性能な機能は必要ないのでお手頃な価格で購入したいという方におすすめです。
Android Oneシリーズはワイモバイルで購入できる
格安SIMを販売しているワイモバイルでも、Android Oneシリーズを購入することができます。例えば、Android One S8をワイモバイルで新規購入した場合、機種の本体料金は、36,000円から、新規購入割引で20,160円(税込)になります(2021年4月時点)。ここでは、ワイモバイルの新しいプランである「シンプルS/M/L」をご紹介します。
ワイモバイルの新プラン「シンプルS/M/L」
画像引用元:https://www.ymobile.jp/plan/smartphone/
ワイモバイルのプランで、「シンプルS/M/L」が新しく誕生しました。このプランの最大の特徴は、スマホの月額基本料が初月からずっと変わらないという点です。さらに、家族割引を利用すると、2回線目から毎月1,188円が割引かれます。詳細は以下の表をご覧ください。
ワイモバイル新プラン「シンプルS/M/L」※表示価格は基本税込。
プラン | S | M | L |
月額基本料 | 2,178円/月
⬇︎家族割 990円/月 |
3,278円/月
⬇︎家族割 2,090円/月 |
4,158円/月
⬇︎家族割 2,970円/月 |
最速データ通信量 | 3GB/月 | 15GB/月 | 25GB/月 |
速度制限時の通信速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
通信方式 | 4G・5G
※5Gは限定エリアのみ利用可能。 |
||
通話 | 22円/30秒 |
(参考:ワイモバイル公式サイト)
選べる通話オプションとして、国内通話が10分間かけ放題の「だれとでも定額」、国内通話が24時間かけ放題の「スーパーだれとでもかけ放題(S)」の二つがあります。
Android One まとめ
ここでは、Android Oneシリーズのスペック比較やおすすめの機種をご紹介してきました。ご自分のニーズに合ったAndroid Oneを、ワイモバイルのお得なプランで購入するのはいかがでしょうか。
そして、スマホの故障などが不安な方には、justInCaseのスマホ保険をおすすめします。justInCaseのスマホ保険とは、スマホが壊れてしまった時の修理費用や、盗難・紛失時の再購入費用の一部を補償する保険です。さらに、スマホの扱い方に応じて、利用開始から4ヶ月目以降は保険料が割引かれます。お申し込みは、スマホから簡単にできるので、スマホ購入や機種変更のときにはぜひあわせてご検討ください。